休日





今日は、唯一の休日

私は旦那様(恋人)と

お出かけに行くと約束しました。

なかなか待ち合わせ場所に来ない彼

まさかと思って部屋まで向かえに行ってみた。



コンコンッ





「ユウ〜。起きてるぅ〜??」

「・・・・」



反応がない。

私はそっとドアノブに手をかけた




ガチャ




「(開いてる・・・汗) 失礼しま〜す。ユウ〜〜??起きてないの〜?」

そういって私は勝手に侵入・・・(・v・)

彼のベットまで近づくと、彼はやっぱり寝ていた。



「ユウってばぁ〜。起きてよぉ〜」



「ん”〜〜うるせ〜。」


昨夜まで頑張って任務をこなしてきたばかり・・・

疲れているのは無理もない


でも、でも今日はやっとのお互いの唯一の休み

やっと、大好きな彼とのデートなのに・・・


「もぉ〜〜!約束の日今日だよ!」


ちょっと強引に彼の身体を揺らした


すると彼は目をこすりながらそんなに力強くはないが


怒鳴ってきた



「ちょっ!やめろ!」


「嫌よ!今日は今日はデートだって言ったじゃない!」


キツイのはわかってるけど、、


私だって、今まで耐えたんだから




わがまま聞いてよ・・・



そんな気持ちでいっぱいだった


彼の顔を見るのは5ヶ月ぶり

寂しいに決まってるじゃない

会いたいって毎日思ってたのに。



「仕方ないだろ。少しやすませろ」



私は、涙目になりながら下を向いた







「なぁ〜・・・」




彼は、私に背を向けて話しかけてきた


「なによ・・・・・・・グスン」

「―――泣いているのか?」

「まだ、泣いてないもん。一歩前だもん・・・」




私は、泣きそうだったけど

でも、我慢しなきゃって気持ちもあって



とうとう涙は嘘をつかなかった



「私、5ヶ月もまったのに・・・他の休みの日だって

ユウは任務だ任務だって言っていなくって

私がどんな気持ちだったかわかる?

1回でも顔を合わせてくれたっていいのに

コムイさんに伝言残してばっかり・・・」



怒鳴ってしまった。

気持ちを伝えたかったけど


こんな形で伝えることになった・・・




・・・・すまない」








駄目、涙が止まらない







「寂しかった・・・・」










もう無理だ・・・気持ちが抑えれない



「寂しかったんだよぉぉぉ!!」



とうとう、泣き叫んでしまい

床に、泣き崩れてしまった



涙で彼の姿は見えなかったけど


ユウは、ベットから出てきて

私の右手を掴み、引っ張られ



包み込まれた





「すまなかった。本当に、すまない




そして、彼は私にそっとキスをした



長い長いキスを交わした





「今日は、一緒にここで休まないか」




「うん。。。」




私たちはベットに入ると

何度も何度もキスを交わした





「明日、コムイに臨時休暇をとるように頼むとするか・・・」





そういって彼は私をまた抱きしめてくれた






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*あとがき*

初めまして、唖衣と申します。
何年ぶりかの小説で
どの作品のどのキャラを
この小説に使うか考えつつ・・・
神田にさせていただきました。

感覚が鈍ってしまい
前も駄作が多かったのにもかかわらず
今回も素晴らしい駄作ができましたが
記念すべき1号なので
掲載いたしました。


これからも、このLove Letterを
よろしくお願いします!!

唖衣